2011年1月22日土曜日

ミネルバのふくろう

「ミネルバのふくろうは黄昏に飛ぶ!」
(ミネルバはギリシャ神話の中で智の神といわれ、いつも肩にふくろうを乗せていたといわれます)


【なぜ黄昏に飛ぶ・・・・】

 高校の時に読んだ「三太郎の日記」の中で、この言葉だけはなぜか覚えているんです。


 ボクはそのとき、このふくろうは、皆が困ったり悩んだりしているとき(黄昏ているとき)
飛んでいって解決するための知恵を授けるのだろうと解釈していました。
(これでもいいかー?でも本当はね・・・・・・)


今勤めている専門学校のラウンジの名前が「ミネルバ」というんです。


現在利用されているのは
オープンキャンパスの際のランチタイムや毎日のお昼の食堂としてです。



左の写真は、学園祭のときの「早食い大会」です。


模擬店の商品を一通り全部食べるので、カレーライスの後にカキ氷が来て、その後にたこ焼きが来て、アイスクリームがきて、若くないと出来んよねー!


うちのミネルバでは、知恵より体力がつくんだ。

これでイイノダーーーー!





【「ミネルバのふくろう」でありたい】

一人ひとりの学生は、本当に一人ひとり個性的なんです。

専門学校ですから2年間の付き合いになるのですが、卒業間近に
なってから、初めて本当の能力や性格がわかる場合もあるんです。


「エーッ!君にこんな能力があったのか?」と驚く場合は、大概、
気力がないとか、発達障害と思われている学生です。こんなときは、
もっと早いうちにわかっていれば・・・と思います。 


専門学校には、上級の国家資格が取得できるものから、二桁の足し算引き算が出来ないものまでいます。

 (写真の彼も、本当は優秀だったんです)

登校から下校まで、ほとんどしゃべらない学生もいるんです。


でも、一人ずつ話をしてみると「やる気」のない子は一人もいません。


程度の差はあれ、周りが「出来ない子」と決め付けていて、決め付け
られたときから、本人も出来ないような気になっている場合が多い
ような気がします。


 
また、どんなに優秀に見える学生でも、特に就職活動になると、
出来ないところがたくさん出てきます。


わたし達は、そんな彼らの能力を最大限に発揮できるよう支援する
「ミネルバのふくろう」でありたいと思います。

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自己紹介

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一人でいるのが好きなタイプかなー?けれども、学生の就職支援で毎日たくさんの学生と一緒にいるのもすごく楽しい。学生でも社会人でも、社会の流れに上手く乗れないときに、良い方法を一緒に考えていきたいと思っています。職歴は、呉服屋、食料品卸、あんこ屋、菓子営業・製造、現在はキャリア・カウンセラーです。